手に取って見ていいですか？

「手に取って見てもいいですか？」とお客様。
そんな風に言われると
一足一足大切に思いを込めて仕入れた商品を
同じように大切に思ってくださった気がして
とても嬉しかった。
ずいぶん少なくなったけど
とても乱暴にされる方もいて
そんな時は悲しくなる。
靴は物だけど、ものの向こう側にあるものを大切にしたい
と考えている私達にとって今日のお客様は
... とても印象的で優しかった。

良く良くお話をお聞きすると、
以前同じような靴屋さんでお求めになられたことがある
とおっしゃっていた。

私達は、お一人お一人の足に合った靴を提案することを
通して、歩くことは楽しい！この靴を履いてどこへ出かけようかと
心や体がウキウキするような体験を知ってもらいたくて
こんな靴屋をやっている。

足は生きていて、靴は死んだ器だから
未熟な私たちにとって
靴は本当に難しく失敗することも多いが
一人でも多く、三喜屋にかかわる人を笑顔にしたい。