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2014年6月26日 (木)

ええようにしてもらえ

今日お越しになられたのは、中津川市加子母のNさん。

下呂病院の看護婦さんからご紹介いただきました。
20年前からリウマチの治療をつづけておられ
足の変形が進んでおり
両足とも外反母趾だけでなく、ほとんどの指が
変形の為、地面に接地できません。
Img_9104
足裏には、懸命に体重を支えてきたために
大きなタコがいくつもあります。
ご家庭で過ごされることが多く
家事仕事もたっていることが長いと
痛くて辛いというご相談でした。
一緒にご主人様も来られたのですが
「おれは、ココで本を読んで待ってるから
ええように、見てもらうといい」
とおっしゃって、静かに本を読みながら
時折、奥様の様子を見ておられました。
リウマチは、変形がどうしても進みますし
痛む箇所も移動していくので
慎重に、痛い個所をお聞きしました。
どんな時にどんなふうにすると
痛いのか、関節の可動域がどのくらいか
今まで、履いていた履物はどんなもので
それを履くと、どんな支障があるのか
などなど、丁寧にお聞きしていきます。
今回は、家事仕事を少しでも快適に
痛いというか所が、少しでも痛くないように
ということ、変形が進んだとしても
ある程度対応のきくデザインをご提案しました。
それだけでは、足裏の痛みを軽減することは
出来ないので、次に
足を履物の中で止めるための
中敷の加工をします。
何回も、履いてみてもらっては
調整を繰り返して、中敷きの加工図面は出来上がりました。
後は、その時々の履いた具合によって
調整していく必要があります。
ひとまず、ためし履きをしてもらうと
「あらっ、足が安定してるって感じで安心感があります。
いつも痛いところも、これだったら痛くありません。」
と笑顔を向けられ、三喜屋も嬉しくなって
「良かったです。痛いのは辛いですもんね」
とお声かけすると
今度はご主人様に
「これ、すごく楽! いい?これ?」
とお聞きになられました。
「ええようにしたらええ」
と ぶっきらぼうな一言でしたが
そこには、奥様が少しでもラクなら
それでいいという、優しさが伝わってきました。
奥様のお話を聞きながら、そして試しながら
慎重に進めていくので、どうしても時間がかかってしまいますが
その間、ご主人様は一言も文句を言わず
ただそっと、奥様を見守っておられたのが
とても印象的でした。
調整の合間には、お子さんたちのお話や
ご主人のお仕事の話、加子母のはなし
明治座の話・・・を聞かせてくれました。
帰り際ご主人様と奥様に
「長時間お待たせして、申し訳ありませんでした。
ご主人様、優しいですね、ずっと待っててくださって」
とお声かけすると
ご主人様はちょっと照れくさそうでした。
一か月先には、Nさんの家事仕事が楽になる
お部屋履きが出来上がってきます。
その時また、優しいご主人様と一緒に
来てくださいね。

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