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2014年7月28日 (月)

もったいない

多治見市のHさんは
足の趾のけがをされて以来、
どの靴を履いても趾が靴の壁に押されて
痛くなってしまうと相談に来られました。

ケガの原因とともに加齢も手伝って
足全体の骨格にもゆがみが出てきたようです。
お選びした靴の中敷を加工し
趾を圧迫している部位の革を
部分的に伸ばしてあげることで解決しました。
「あぁ、これでラクに歩ける。
高い靴だしもったいないからよそいきに使います」
とHさん。
足は年齢とともに変化しやすくなります。
Hさんの場合すでにトラブルを
抱えてしまった足ですので、普段から
足をシッカリ支え守ってくれる靴を
履いてあげることが
足関節のゆがみ防止につながりますし
痛みも軽減してくれます。
「もったいない」は確かに
美徳かもしれませんが、
過去に合わない靴に投資した総額と
比較すれば十分おつりがくると思います。
足に合った靴で歩くことを楽しみ
お手入れや修理をしながら使い込んであげる
ーその方がずっと美徳だと思うのですが
いかがでしょう?

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