靴底の劣化
「15年ほど前に買った靴を
ひさしぶりに履いてみようと出してみたら
靴底がボロボロになっちゃって。
これって直ります?」
今日は以前にもお話したことのある
靴底の「劣化」のお話です。
靴底の「劣化」のお話です。
もともと靴の底材は
革を縫い込んで作られており
足の屈曲になじみやすく汗を吸収する利点がある一方、
滑りやすい・雨で水を含むと
傷みやすく反りやすいといった欠点がありました。
革を縫い込んで作られており
足の屈曲になじみやすく汗を吸収する利点がある一方、
滑りやすい・雨で水を含むと
傷みやすく反りやすいといった欠点がありました。
時代と共に靴の底材も改良され
軽い・滑りにくく屈曲性・クッション性に富むといった
優秀な材料が生まれました。
その代表格に「ウレタン材」があります。
軽い・滑りにくく屈曲性・クッション性に富むといった
優秀な材料が生まれました。
その代表格に「ウレタン材」があります。
ただ1点、使用しないで長期間箱の中に
しまいこんだり湿度温度の高いところに放置しておくと
「加水分解」という化学反応を起こし
割れたりボロボロに崩れてしまうことがあります。
しまいこんだり湿度温度の高いところに放置しておくと
「加水分解」という化学反応を起こし
割れたりボロボロに崩れてしまうことがあります。
表面的には全く問題がないように見えますが、
手で軽く曲げてみると…
横に割れてボロボロと崩れてきます。
靴底の修理はその製法によって
出来るものとできないものがありますので、
購入時に確認されることをお勧めします。
出来るものとできないものがありますので、
購入時に確認されることをお勧めします。
ウレタン材も最近は改良が進み
加水分解することも少なくなりましたが、
出来れば仕舞い込まず、履いた後には靴の中を乾燥させ、
修理やお手入れをされることが長持ちのコツだと思います。
加水分解することも少なくなりましたが、
出来れば仕舞い込まず、履いた後には靴の中を乾燥させ、
修理やお手入れをされることが長持ちのコツだと思います。
« 三つが揃って効果がUPします。 | トップページ | 出張講演会 »
「三喜屋の事件簿 」カテゴリの記事
- 整形外科で外反母趾の治療をしたけど、まだ痛い。(2024.06.03)
- 足に合った靴とインソールで歩きやすく、毎日を快適に(2023.11.05)
- 上級シューフィッターが一生懸命、あなたの足と笑顔を支えます。(2023.06.16)
- カウンセリングと足型計測(2022.06.10)
- お誕生おめでとうございます!(2021.12.12)
コメント