しっかり留めて快適歩行

多治見市のNさんは変形性ひざ関節症のため、
病院で足底装具（中敷き）を作ってもらい
靴に入れて使っておられるのですが、
どうにもしっくりこない。
靴が原因なのか知りたくて相談に来られました。

足を測り靴のサイズや木型をチェックしても
特別問題はありません。
もう一度ご自分で靴に足を入れていただくと
紐を緩めに締めたまま足を入れられました。

靴は足を入れて歩くための「器」です。
何かで足を留めてあげないと脱げてしまいます。
足を留める道具が紐の場合、
足と靴が一体になるようにしっかり締めてあげないと
靴の中で足が左右前後に動くため
脱げないように靴に合わせた歩き方になってしまいます。
正しい歩行ができないと

Nさんのようにひざの悪い方はせっかく足底装具を作られても
履き心地だけでなくひざにも悪い影響が出てきます。

足に合った靴をしっかり留めて履く習慣、
身に着けたいですね。