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2014年10月 6日 (月)

うちくるぶしが2つ?

「私ね、うちくるぶしが2つあって、
これがこすれてどの靴を履いても痛いんです」

多治見市のKさんが開口1番
こんな相談を持ってこられました。

ひざから下には外側に腓骨(ひこつ)、
内側に脛骨(けいこつ)という2本の骨があります。
その最下端がクルミ大の大きさに膨らんでおり、
これをくるぶしと呼びます。
外側が外踝(がいか=そとくるぶし)
内側を内踝(ないか=うちくるぶし)と言います。

今回の主役はこの内踝ではなく爪先方向にある
舟状骨(しゅうじょうこつ)というやや細長い骨です。

足首回りにはかかとの骨を含めて
大小7個の骨が関節で
シッカリとつながっています。

ところが何らかの原因で
この箇所の関節が緩むと上からの体重圧で
舟状骨が床方向にずり落ちてきます。
外見的にみるとあたかも
内踝が2つあるように見えるわけです。

舟状骨が突出してくるとKさんのように
靴の履き口にあたってこすれたりしますし、
関節全体にゆるみが生じてきている
可能性もありますから、
土踏まず全体が下方に落ちやすくなり
足裏に疲労感を訴えたり
筋肉のツッパリ感を覚えたりします。

痛みがあるような場合は
舟状骨の下あたりに
クッション性のあるパッドを
中敷きに付け足してあげると
靴の履き口に当たりにくくなります。

また、足首回りをシッカリ支えてくれる
構造の靴を選ぶのもトラブル軽減に
役立ちます。

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