リウマチのお母さんに、娘から贈られた靴
以前三喜屋で靴をお求めになられた
土岐市のOさん。
今日は娘さんとご来店です。
「実は、リウマチが前より進行して
指が曲がって痛いんです。
よその靴屋さんで、アレコレ
履いてみたんですが、痛いし
病院の治療靴は、なんだか
悲しくて・・・三喜屋さんなら
相談に乗ってくれると思って」
そうですね。
お医者さんの判断で
治療用の靴や足底板が必要ならば
それが一番いい事です。
ただ、お気持ちの問題もあるので
三喜屋の靴は、決して治療が目的のクツには
ならない事。
今の痛いところがなるべく痛くないように
履ける靴と言うことであればお手伝いできます。
お医者さんでの治療は続けてくださいネ。
とお伝えしました。
納得されたOさんに
リウマチで曲がってしまった指が靴の天井に
あたらないよう、十分なスキマがあり、ソフトな
革の靴をフィッティングしました。
靴の中で足がキチンと治まるように
履き口はせまく、紐で調節出来るデザインです。
サッと脱ぎたい時用にファスナーも完備。(*^_^*)
履いて歩いてもらうと
「ああぁ。これならラクだわ」とニッコリされました。
デザインもお好みに合ったようです。
お嬢さんが
「本当に楽?楽なの? だったらそれにしたら!」
とおっしって
Oさんは、安心したようにそれに決められました。
会計時に
Oさんが支払いをしようとすると
お嬢さんが
「私が払うよ。お母さんに買ってあげたいんだよ」
とおっしゃってプレゼントされました。
Oさんは、「そんな・・・でも・・」と
遠慮されましたが
優しいお嬢さんのお気持ちを受け取られました。
お母さんに買ってあげたいんだから・・・
素敵ですね。
Oさんが少しでもラクに歩けるようになって
心も足も元気でいられたら
お嬢さんもきっと嬉しいのだろうなぁ。
親子っていいな。
これからもお二人で
仲良くお出かけを楽しんでもらいたいです。
シアワセノクツ
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