足に合った靴も正しい履き方をしてあげないと心地よさを発揮できません。

「ココで買った靴ですが、どうも履き心地がしっくりこない」
と来店された瑞浪市内のKさん。
お話を伺うと足が靴の中で前後に動く、
そして足裏が持ち上がった感じで違和感があるということでした。

お買い物履歴を調べると今から10年前にお求めいただいた靴でした。

靴自体に傷みはなく履いて頂くのに
遜色はないのですが、
まず履き方に問題がありました。

もともと外反母趾が痛くて相談に来られた経緯がありましたので、
甲と足首周りでしっかり留まる紐タイプの靴を
お勧めしていたんですが、紐を縛りっぱなしで履かれていたため
足が前後に動きやすくなっていたようです。
さらに履いている靴下がストッキングですと
中敷きの上で滑りやすくなります。

そして足裏の持ち上がった感触ですが、
お求めから10年が経過するうちに

足を支える靭帯(じんたい)や筋肉が緩み、
アーチが地面に向かって落ちてきたのが原因のようでした。

「紐の靴は面倒くさくって」
とつい履きやすさを優先した靴ばかりを履いていると、
せっかく足裏にピッタリ合うようにフィッティングしても
時間の経過と共に足裏の変化だけでなく
外反母趾の進行を助長してしまうこともあります。

正しい履き方をしてしばらく様子を見て
それでも中敷きに違和感や痛みががあるようなら再調整をしましょう。

上級シューフィッターが、貴方だけの快適な履き心地

「幸せの靴」をご提供いたします。

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