母娘の素敵な笑顔に出会えました。

瑞浪市内のIさんは脳血管障害の後遺症で
いくぶん手と足がご不自由です。
お医者様からリハビリを兼ねて
「出来るだけ歩きなさい」と助言を頂いたのですが、
靴が合っていないため足がぐらつき
苦労されておられました。
そんなお母さんを見かねて
お嬢さんがネット検索でいろいろ調べられ
三喜屋へ来られたのでした。
お母さんの靴はお作りをして、うまく解決したのですが、
実は同行されたお嬢さんも巻き爪が進行して痛いため、
つま先で蹴りだせない「ペタペタ歩き」をされていました。
皮膚科で「切除手術をした方がいい」とまで言われたそうです。
そこでつま先を刺激しない、
自然に体重移動できる靴をお見立てすると、
背筋が伸びて足全体を使って歩けるようでした。
歩く様子を見ていたお母さんが、
「あんた、その靴履いた時、ニコッとして
顔が全然違ってたよ。嬉し～って顔してた」

と思わず笑みがこぼれました。

お求めになった靴でお帰りになったのですが、
「履き心地がとっても気に入ったみたいで
、ルンルンですよ、あの子。
お金ためてまた買いに来るって言ってましたんで、
その時はまたお願いしますね」
とお母さんから嬉しい言葉をかけて頂きました。
曇り空の寒い陽気でしたが、
嬉しそうにお帰りになるIさん母娘を見送って
心がほっこり温まった三喜屋でした。