靴と捻挫

「3週間ほど前に2度ほど捻挫をしてしまって…」
腫れや痛みが遠のいたものの、
足元が不安なためでしょう、
ギブスを装着して来店されたTさん。
最近遠のいていたパンプスを履く機会があり、
出先でくじかれたそうです。
身体には骨同士をつなぐ役目をする
「靭帯(じんたい)」という結合組織があります。
特に足のカカト骨と足首周りを繋ぐ靭帯は
身体を支えなければならないので
ぐらつかないしっかりした靭帯が備わっていますが、
瞬間的に大きな衝撃(たとえば交通事故や
スポーツで足首から転倒した場合等)が加わると
伸びきったり裂断してしまうことがあります。
Tさんの場合は5㎝ほどのヒールパンプスを履かれていたそうです。
パンプスは履き口(足を入れる口周り)が大きいため
足や足首の留まりが悪くなります。
さらにピンヒールのように接地面積の少ないパンプスでは
体重のバランスがとりにくいので
転倒したり足首をひねるケースが多々見受けられます。
ヒールは高さを3～4㎝程度にとどめ
接地面積の大き目の物を選びましょう。
また足首や甲で足の留まるデザインの靴を選ぶと
安定した歩き方がしやすくなりますね。

なお、一度伸びた靭帯は元に戻りにくく、
履物の選び方によっては再発したり
癖になってしまうようですのでご注意を…

ご自分の足に合った靴選びは、まずご自分の足を知る事から。
三喜屋では、あなたの足を大切に考え「カウンセリング＆足型計測」をした上であなたの足に合った快適な外反母趾に優しい選びの
お手伝いをいたします。お気軽にご相談くださいませ。

 

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